知恩院、奈良東大寺と並ぶ日本三楼鐘のひとつ、京都市東山区の方広寺の梵鐘。

1614年、豊臣秀頼が鋳造した際に、徳川家康は鐘銘の「国家安康」という文字が家康を二つに割く＜関東不吉の文辞＞だと難癖をつけました。それが豊臣氏滅亡のきっかけとなる後の大坂冬の陣へつながっていきます。

昭和43年には重要文化財にも指定されたこの鐘を、大晦日には先着順でつくことができるのだそうです。

誰でもつくことはできますが除夜の鐘は108つ。ぜひつきたいという方は、温かくして早めにお出かけくださいね。

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