京都の観光名所、平安神宮、哲学の道の近くに金戒光明寺(こんかいこうみょうじ）というお寺があります。こちらのお寺では珍しい阿弥陀仏像が見られることで知られています。

どう珍しいかというと、螺髪がとても大きく、頭にかぶさるような形をしています！
まるでアフロのようにも見えますよね。私は正直なところかわいいなと思いました。親近感がわいてしまいます。

しかし、なぜこんな姿なのか。この阿弥陀仏像の名前にある「五劫思惟」という言葉に答えがあります。「劫」は仏教用語でとても長い、気の遠くなるような時間のこと、そして「思惟」は深く考えること。一劫の5倍の時間、五劫もの時間、修行したため、髪の毛が伸びて積み重なってしまったのだそうです。

落語の「寿限無寿限無、五劫のすりきれ」はここから来ているそうですよ！

全国でも16体しかないそうです。貴重な阿弥陀仏を見に行かれてはいかがでしょうか？

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