今年も残す所わずか6日間となりました。
本年もたくさんのお客様とお会いすることが出来ました。
皆さまの大切な思い出のお手伝いができましたことを大変光栄に思っております。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

今回は、清水寺付近にございます六波羅蜜寺の「空也踊躍念仏（くうやゆやくねんぶつ）」についてご紹介いたします！
踊り？念仏？まったく想像できないかもしれませんが、京都では隠れた冬の風物詩として知られています。

平安時代に京都で疫病が蔓延した際に、空也上人がお寺の中の観音様の周りを体を上下させながら念仏を唱えたことが始まりと言われております。念仏と紹介いたしましたが、踊りとも認識されているんです！
その後、空也踊躍念仏は弾圧を受けましたが、一般に公開された昭和53年まで密かに受け継がれた歴史もあります。そのことから「かくれ念仏」とも言われています(^^）

12月13日から31日まで行われており、16時頃から30分間念仏を唱えながら踊ります。※31日は非公開
今しか見ることのできない、歴史ある風物詩です。
是非年末に京都にお越しの際は、足を運んで見てはいかがでしょうか。

【場所】六波羅蜜寺
【住所】東山区五条通大和大路上ル東
【アクセス】市バス206「清水道」
【TEL】075-561-6980
【拝観時間】　開門：8時
閉門：17時
【拝観料】　　大人：600円

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