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2024年12月11日

天井の龍

こんにちは!法華クラブ京都でございます!
今年は紅葉がとても遅く、12月中旬になってもまだまだ見頃が続いております。
今回は相国寺(しょうこくじ)をご紹介いたします。
あまり聞き慣れない方もおられるとは思いますが、なんと、金閣寺(鹿苑寺)と銀閣寺(慈照寺)はここの塔頭寺院でございます!
場所は京都御苑の北、同志社大学の北側に隣接しております。
普段は内部非公開ですが、春秋の特別公開や特別拝観の時に法堂、方丈、開山堂の中に入ることができます。

法堂は現存する日本最古の法堂建築で、堂内の中心の須弥壇(しゅみだん)には運慶(うんけい)作と伝わるご本尊の釈迦如来が安置されております。


また、天井には狩野光信(かのうみつのぶ)が数年がかりで描いた蟠龍図(ばんりゅうず)がございます。
臨済宗において龍は仏道を守護する神聖な存在で、法堂の天井に描かれることが多いのだそうです。
この蟠龍図はお土産のポストカードのものです。
この蟠龍は鳴き龍として有名で、堂内のある一カ所で手を叩くと、音が反響してびよよよよよ~ん、と不思議な龍の鳴き声を聞くことができます。
また、八方にらみという、法堂内のどこから見上げても龍と目が合う特徴を持つため、まるで本物の龍がそこにいるのではないかと思わせられてしまいます。

方丈では竹の間や梅の間や御所移しの間など様々な素敵な襖絵を見ることができます。中でも目を見張る作品は、線がすべて経文で書かれている法華観音の掛け軸です。(画像はお土産のポストカードのものです)

相国寺は度重なる京都の大火によって何度も焼失しており、現在の方丈や開山堂などは文化四年(1807)に再建されたものだそうです。
裏方丈庭園では滝から流れる水の様子が石で表現されております。


開山堂では円山応挙筆の可愛い子犬(芭蕉小狗子図)が扉にいたり、部屋の奥の奥におられる夢窓疎石さまの木像を拝むことができます。

秋も深まった頃にはお庭の紅葉がとても見事に色づきます。

市内中心部にありながらも混雑は少なく、ゆったりと美しい景色や絵を楽しみながらお参りすることができます。
機会がございましたら訪れてみてください!

アクセス:地下鉄烏丸線「今出川」下車徒歩10分
市バス「烏丸今出川」「同志社前」下車 徒歩10分

 JR京都中央口より徒歩約1分  | ホテル法華クラブ京都
 京都府京都市下京区京都駅烏丸中央口正面
 075-361-1251