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今回ご紹介するのは、サッポロファクトリー横の特設会場で開催されている“行方不明展”です。

 

“行方不明”とは

どこへ行ったかわからないこと。行方知れず。出かけたまま帰ってこず、行き先や居場所が分からない状態。

 

この会場では、貼り紙や遺留品、都市伝説など様々な行方不明にまつわる“架空の痕跡”を、『身元不明』『所在不明』『出所不明』『真偽不明』という4つの項目に分けて展示されています。

 

人は声、顔、そして思い出という順番で人の事を忘れていってしまうと聞いたことがあるのですが、この会場で展示されているのはまさに思い出まで朧気になってしまった大切な人を探す残された者の叫びでした。

あまりにもリアルで狂気を感じたり、胸が苦しくなったり。

自ら行方不明を望んだ方の遺留品と思われるものもあり、人それぞれの心の揺らぎを感じながら展示を見て回っていました。

 

東京や大阪、名古屋でも開催されているこちらの展示。

札幌では11月24日までお楽しみいただけますので、興味がある方は立ち寄ってみてください。

 

行方不明展

[会期]　10月11日(土)～11月24日(月)

[住所]　サッポロファクトリーホール横　特設会場　札幌市中央区北2条東3丁目

[開催時間]　平日11：00～16：00　土日祝11：00～19：00

 

フロント　浦辻

 

実際の展示の紹介

行方不明の妻に電話が繋がらないのは携帯が壊れているせいだと思い、いつか会えることを願って何回も何回も携帯を変え続けたそう。