この寺シリーズも20回目となりました。今回は甑洞庵（ぞうとうあん）というお寺をご紹介します。お寺の名前としては珍しい名前ですが（ネットで検索してもこの長岡のお寺以外にはヒットしません）、曹洞宗のお寺です。

長岡駅からバスで20分ほど行った浦瀬地区にあるこのお寺は、東山丘陵の麓にあり、長岡市内を望むことが出来ます。

また、このお寺の本堂の上がり口には「脚下照顧」と書かれた札が立っております。「きゃっかしょうこ（若しくはきゃくかしょうこ）」と読むのですが、意味を調べてみますと「足元に気をつけなさい」ということで、文字通り足元にお気を付け下さいということと、「自分自身を見つめ直しなさい」という仏教用語でもあるようです。
いろいろ深い意味があるのですね。

お寺を巡ると勉強になります。

長岡市浦瀬11799（長岡駅から浦瀬方面行で約20分、「浦瀬」下車徒歩約5分）