晴天続きで暖冬の長岡です。
皆様いかがお過ごしでしょうか？

新潟の冬の風物詩といえば雁木（がんぎ）
雁木とは「雪よけの屋根」のことです。

雁木には他にも「雨よけ・日よけ」の効果もあり
おかけで年中悪天候を気にせず活動できますので
地味ながら地元民の生活を支えています。

ちなみに商店街の雪よけ屋根をアーケード、
個人宅の雪よけ屋根を雁木と呼びます。

雁木は新潟県の阿賀町が発祥で
大火事で多くの人が豪雪で逃げ遅れたため
殿様が雪よけの設置を命じたのが始まりです。

雁木には通行人が雪や雨に濡れないようにとの
「思いやりの心」が込められています。
それが雁木を一層魅力的なものにしています。

雁木は制約がないので一軒一軒異なる
個性的なデザインで建てられていて
愛好家も多く「雁木ツアー」も人気です。

近年雁木は年々減少し保存が危ぶまれています。
一方で雁木を世界遺産に！との声もあり
この雪国特有の文化が末永く続いてほしいと切に願っています。

みなさまも当ホテルをご利用の際は近隣の雁木を
ご覧になって雪国の文化を感じてみてはいかがでしょうか？

写真は日本三大銘菓の「越乃雪」で
有名な越乃雪大和屋さんの美しい雁木です。

〒940-0072 新潟県長岡市柳原町3-3
当ホテルから徒歩10分