ホテル法華クラブ
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緑あふれる伊達なまち、仙台で
歴史散策と美食を楽しむ

8月1日、アルモントホテル仙台がオープン!

 2017年8月1日、仙台駅前の南町通にアルモントホテル仙台がオープンする。客室数は141室。人工光明石温泉を用いた大浴場を備え、インテリアにも趣向を凝らし、男性にも女性にも愛される「ワンランク上のホテル」を目指す。
 支配人の大越支配人は全国のグループホテルの朝食の品質向上に取り組んできた人物だ。となると、当然、新ホテルの朝食にも期待が高まる。
 「郷土料理をメインにする予定ですが、オリジナルのメニューも充実させたいですね。アルモントでは宿泊されたお客様だけに朝食を提供しますので、『朝食でここまで食べられるのか!』と喜んでいただけるレベルを目指します。」
 学生時代のバイトで接客業の面白さに魅せられ、ホテルマンになった大越支配人だが、法華クラブ仙台時代に体験した東日本大震災はホテルの存在意義について改めて考える機会になったそうだ。「震災後は1ヵ月ほどお湯が出ない状態でしたが、10日後から復興作業に携わる方々などに限り、ご宿泊を再開しました。日本中から多くの方が手助けに来られることにも感動しましたし、この方たちが寝泊まりする場所がないと、町の復興が遅れるのだと強く感じ、自分たちの役割を再確認しました。」
 当時、大越支配人たちはクリーニング業者が営業再開できない中、自分たちでシーツ類を洗濯し、とにかく清潔な場所を提供することを心がけた。そして、震災当日にホテルに避難し夜を過ごした120人の方をはじめ多くの方から、ここに泊まれてよかった、泊めてくれてありがとうという言葉をかけられ、胸を打たれたという。また、震災1年後には、感謝の手紙が届いたり、あの時のお礼を言いたいと、わざわざホテルを再訪し、宿泊された方もいたそうだ。
 そんな大越支配人が目指すのは、従業員が意欲をもって働けるホテルだ。「ここで働きたいと言ってもらえるホテルにしたいですね。仙台駅前はビジネスホテルの激戦区ですが、仲間と一緒に素晴らしいホテルにしていきたいと思います。」

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