第25回目は願勝寺（がんしょうじ）です。ホテルからはバスで30分ほど、中之島地区の街中にある真宗大谷派のお寺です。

黒い瓦屋根が圧倒的な存在感を醸し出し、「強そうな」お寺の名前で山号は「春日山」、いかにも上杉謙信に関係ありそうな気配でしたが、案の定、ゆかりがありました。

以前は別の地にあったものが上杉家の命により現在地に移転、それから「春日山」の山号を名乗るようになったとのことです。
またそれまでは「願證寺」でしたが、上杉景勝（上杉謙信の養子）の「勝」を用い現在の漢字になったと伝えられています。

境内の梵鐘の願主も「長尾」と彫られています。現在まで上杉家とつながっていると思われます。

長岡市中之島253（ホテル法華クラブ新潟・長岡から東三条駅行バス他で約30分「中之島文化センターバス停」下車、徒歩約5分）