第42回目は与板地区にある光西寺(こうさいじ)をご紹介します。
与板の中心街から北側にある「本与板」と呼ばれる地域にあり、参道を抜けた先にある立派な本堂が目を引く、浄土真宗本願寺派のお寺です。

その立派な本堂の前には鐘楼がありますが、これは明治7年に市内の安禅寺（第21回目で紹介）の鐘楼を移築したもので、光西寺が幕末の北越戊辰戦争で本堂や庫裡・鐘楼などをことごとく焼失した際に、神仏分離で廃寺となる安禅寺の鐘楼を払下げで移築となったものです。

江戸時代～幕末の歴史を見てきた鐘楼、骨組みもしっかりしておりますので、これからもまだまだ現役で頑張ってくれることでしょう。

新潟県長岡市与板町本与板1919（ホテルから寺泊行バスで約40分「本与板」下車徒歩4分）

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