すっかり春めいてきました長岡です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
昨日3月20日、夕方6時頃、
長岡の夜空に突如盛大な花火が上がりました。
ほとんどサプライズで我々スタッフも
なぜ花火が上がっているのかわかりませんでした。
調べてみると長岡の伝説の花火師
嘉瀬誠次(かせ せいじ)さんの
100歳の誕生日を祝う花火だったようです。
嘉瀬誠次さんは敗戦後、シベリア抑留を経て
花火師に復帰、三尺玉の復活やナイアガラ、
フェニックスの考案に至る長岡花火の立役者です。
またシベリアで共に抑留された戦友の為に
追悼の白い花火「白菊」を打ち上げたり、
ロサンゼルス五輪の閉会式でも花火を打ち上げ
世界中の人たちを感動させてきました。
花火師の方に聞いた話ですが丸い花火を
打ち上げるのはプロの方でも難しいそうですが
嘉瀬さんの花火はきれいな真円で本当に感動すると
言っていたのが印象的でした。
嘉瀬さんの花火で私が好きなのは「白菊」です。
花火で白い色を出すのは大変難しいのですが
夜空に咲く白い菊のように可憐で美しい花火です。
また白菊には嘉瀬さんの平和への思いが
込められていて白菊を見るたびに平和の尊さを思い起します。
3年ぶりの長岡花火まであと4か月ほど。
今年こそ無事に花火大会が行われてほしいと切に願っています。









