2015年06月8日
【摂田屋散策記 その3 機那サフラン酒本舗:蔵には十七種の動物・霊獣、9種の植物が極彩色で描かれ古い街並みの摂田屋地区でひときわ異彩を放っています。】

摂田屋散策記 第三回目。
今回、訪れたのは機那(きな)サフラン酒本舗です。
機那(きな)サフラン酒はかつて養命酒と人気を二分した薬用酒。
写真の鏝絵(こてえ)の蔵は明治~昭和の初め、
薬味酒で一世を風靡した初代吉沢仁太郎氏が
その財を惜しげもなく使って築いた蔵です。
蔵には十七種の動物・霊獣、9種の植物が極彩色で描かれ
古い街並みの摂田屋地区でひときわ異彩を放っています。
蔵の絵には十二支で一つだけ抜けている干支があります。
それは商売に縁起が悪いので意図的に抜いたそうです。
また蔵の中の七福神の大黒天と恵比須様の絵にも秘密が隠されています。
その秘密を聞いて、私は思わずなるほど~とうなずいてしまいました。
この蔵は平成16年の中越地震で大きな損傷を受けましたが、
地域の皆さんの助けで修復され、国の有形文化財に指定されています。
初代吉沢仁太郎氏の情熱と遊び心、
地域の皆さんの愛が込められた日本一の鏝絵の蔵。
摂田屋地区を訪れた際には、この蔵を訪れてみてはいかがでしょうか?
機那サフラン酒本舗
新潟県長岡市摂田屋4-6-33 宮内駅から徒歩約10分
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〒940-0061 新潟県長岡市城内町1-3-2
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